バッハ ゴールドベルク変奏曲~富永峻さんリサイタル

昼過ぎ、出張先から東京に戻りました。北国はちょうど桜が開花したばかりで、ラッキーなタイミング。が、その分、花粉も最高潮だったみたいで、花粉症が激化してしまい、眠れず、苦しく、今日は朦朧…。そんな体調でしたが、仕事の後、永福町のソノリウムで富永峻さんのゴールドベルク変奏曲を聴きました。


音楽の知識が薄いのですが、変奏曲、というのは、特定の主題があって、それをアレンジ(変奏)したもの、という理解で正しいのだろうか。このゴールドベルク変奏曲は、ひとつの主題(メロディーではなくベースライン、らしい)を30ものアレンジで演奏したもの、で合ってる??? そういうことだよね、と思って聴いてたのですが、ひとつの主題がまったく違う顔になって表れて、それがとても豊かで、きらきらとしていました。1時間ぶっ続けで、これでもかと繰り出される様々な表情が圧巻。バッハ、よくもまあ、作ったものだ。わたしにとってバッハといえばマタイ受難曲で、それしか聴かない、それだけは大好き、だったのですが、こういうのもいいですね。朦朧とした頭を清めてくれて、行ってよかったです。

一曲目とアンコールがブラームス。端正な一夜でした。



pursuing my ideal


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