海外ゲストを迎えての2日目は、交渉。
交渉は、自分の希望を通せばいいというものではない。無茶な話をただ断ればいいというものでもない。落としどころを見つけ、お互いに得るものがあるようにしないといけません。それを英語で。
この日は完全に、同僚頼りでした。なんとか、相手を手ぶらで日本から帰すこともなく、こちらも無理難題を背負うことなく終わりました。
同僚は別の部署の所属で、そこでの仕事は海外でのこうした交渉のオンパレード。難しい仕事してるんだなあと、あらためて感じました。
難しいのは英語だけではありません。思ってもみない要求を受けたとき、どう受け止めるか。どう反応するか。そこが試されてしまいました。
わたしからすると、わたしにとっては初めて関係をもつ相手、しかも立場的に強い相手から突然に大きな要求をされて、すぐに決断せよと迫られて、ただ困惑。しかも外国人。ナニこの人たち。
同僚がさすがだなと思ったのは、英語でのうまい返し方に加え、何を言われても困惑したりひるんだりする様子を見せず、がっしりと受け止めるその態度です。
以前に試した「タイプ分け」ではわたしは「アナライザー」で、テストするまでもないくらい明確にアナライザータイプでして、十分な情報がない中で性急に決断や変化を迫られるのがとても苦手です。
この仕事もこの職場も長いので、大抵の依頼や提案にはもう動揺しません。しかし、今はもっと大きなステージに来ているようです。
今回、相手の要求はかなりトーンダウンさせましたが、後になると、自分が単に新しいことを受け入れる度量がないだけなんだろうかと、ちょっとくよくよ。自分にがっかりしちゃってたんですが、ステージが上がったからこそと受け止めて、また大きくなりましょう。
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